VOL.14 夏越の祓
                   (なごしのはらい)
 
 毎年6月30日頃、京都の各神社にて、夏越の祓が執り行われます。これは、半年間の罪や穢(けが)れを祓い清め厄除けや無病息災を祈願する行事で、社頭には茅の輪が掲げられます。この茅の輪をくぐると、京都の暑い夏を健康で無事に過ごせるという習わしがあります。

茅の輪の起こりは昔、神が旅の途中巨旦将来(こたんしょうらい)と蘇民将来(そみんしょうらい)の兄弟に宿を求めたところ、弟の蘇民将来は貧しいにもかかわらず快く迎え入れた。兄の巨旦将来は拒絶する。その後神は再び蘇民将来を訪れ、蘇民と妻子に芽の輪を腰に結ばせた。その夜、疫病が発生し蘇民一家以外は全て死滅した。この時神は、初めて武塔神(むとうのかみ)(すさのおのみこと)であることを明かし、「もしも疫病が流行したら、茅の輪を腰につけると免れる」と言われた・・・・・という伝説に基づいているとか。

京都の各神社では、夏越の祓としてこの芽の輪をはじめ人形流しなどが行われ、暑い夏を無事に過ごせるようにと大勢の人が訪れます。
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京の歳時 バックナンバー

VOL..1 「祇園祭」

VOL..2  お正月「門松」

VOL..3 狸谷不動尊「初不動」

VOL.4 貴船

VOL..5 吉祥院六斎念仏

VOL.6 時代祭

VOL..7 七五三

VOL..8  南座〜顔見世

VOL..9 初えびす(恵比寿神社)

VOL..10 節分祭(吉田神社)

VOL..11 ひなまつり


VOL.12 葵祭

VOL.13 竹伐り会式

当店近くの吉祥院天満宮の芽の輪
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