VOL.26   吉祥院六斎念仏

8月25日は当店の近くにある「吉祥院天満宮」では天神さんのお祭りが開かれます。毎年、夏休みも残り少なくなった子ども達にとって最後の楽しみの行事です。境内にはたくさんの夜店が立ち並び賑わいますが、「吉祥院天満宮」ではこの日にあわせて「六斎念仏」の公演があるためお年寄りから子どもまで幅広く楽しめます。六斎念仏は、なんと重要無形文化財にも指定されるほど貴重なもので、吉祥院のほかにも壬生や嵯峨野など10数団体によって各地で公演されています。

クライマックスの「獅子と土蜘蛛」では特に獅子の動きがダイナミックで、そのパフォーマンスはかなり見応えがありおもしろいです。獅子をやっつける蜘蛛の糸が客席にもまかれ、糸を持ち帰るとご利益があるとか・・・糸を手に入れようと子ども達が舞台の前で待ち構えています。

仏教では毎月8,14,15,23,29,30日の6日間を六斎日とし、悪鬼などが勢いを得て人々に災いをもたらすとされているそうです。この日に太鼓を打って念仏を唱えることから六斎念仏と称されるようになったといいます。後に六斎念仏は変遷し念仏踊を主とする念仏六斎系と風流化して、能や歌舞伎の演技を取り入れた娯楽性が進んだ芸能六斎系の二系統に分かれ伝承されてきました。
バックナンバー

京の歳時 バックナンバー

VOL..1 「祇園祭」

VOL..2  お正月「門松」

VOL..3 狸谷不動尊「初不動」

VOL.4 貴船

VOL..5 吉祥院六斎念仏

VOL.6 時代祭

VOL..7 七五三

VOL..8  南座〜顔見世

VOL..9 初えびす(恵比寿神社)

VOL..10 節分祭(吉田神社)

VOL..11 ひなまつり


VOL.12 葵祭

VOL.13 竹伐り会式

VOL.14 夏越の祓


VOL.15 祇園祭

VOL.16 五山の送り火

VAL.17 地蔵盆

VAL.18 鞍馬の火祭り

VAL.19 京都の節分

VAL.20 京都のひなまつり

VAL.21 花灯路

VAL.22 端午の節句

VAL.23 貴船祭り

VAL.24 祇園祭

VAL.25 京の六地蔵めぐり


前で見ているとド迫力です!! この糸をお目当てにたくさんの子ども達が前で待機しています


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